岐阜県多治見市の「うな千」をレポ&レビュー!
こんにちわ。
関根です。
えぇー絶賛引きこもりになりつつあるわけですが、今日はとある業務で、岐阜県の多治見市に行くことに。
”とある業務”っていっつも言ってますが、ちゃんとしたお仕事なんです・・・。
政治家の「記憶にございません」ばりに便利なワードとして言ってるだけじゃないですかっ!
まぁ、確かにわかりますが、まぁそれは置いといてですね、とある業務の間、なかなかの待機時間をいただきまして、「うーん、なかなか来ることのない地域だから何か名産の美味いものでも食べよう!」と検索したわけです。
そうすると、多治見市はうなぎが名物とのこと。
岐阜でうなぎと言えば、関市や各務原市、岐阜市が有名でして、地元の方に聞いても「うなぎといえば関市でしょ!やっぱり名産なもんでぇ~」と答えが返ってきます。
特に「しげ吉」や「辻屋」、「みよし亭」などの名店が有名で、地元の方から県外の方まで足を運ばれてます。
なので、「え?!多治見でうなぎ?いやうなぎなら関市でしょう(笑)」
と一蹴されてしまいますが、多治見のうな千は「岐阜 うなぎ」で検索すると上位に表示されているほど知名度もあるんですよね。
というわけで、周りの意見をあまり聞かず、グーグル先生と他社のグルメサイトの口コミを頼りにとりあえず”うな千(うなせん)”目指して行ってきましたよ。
さっそくレポートしてみます。
うな千とは?
「うなぎの町、多治見で世代を超えて親しまれる味」をキャッチフレーズにされてるわけですが、創業やタレの秘密は一切わからないんですよね。
キャッチフレーズから察するに、最低でも2世代以上は創業から経過してるわけですから、すんごく少なく見積もっても30年以上は営業されてるかなと。
あくまで関根の推測ですよ!
公式サイトにも以下の文言があるので、おそらくあっているかと。
うなぎの味を引き立てるタレは、創業以来ずっと継ぎ足しています。
かめに入ったタレに1日に何本もの蒲焼きがくぐることで鰻の脂がタレに溶け込み、奥深い味となります。おかげさまで、ご家族でご利用いただく方が多く、「親から子、子から孫へ」と当店を通して多治見の鰻の美味しさを伝えられたらと日々精進しております。
引用元: うな千|うな丼・うな重・ひつまぶしが美味しい多治見のうなぎ料理店
この辺りを従業員の方にお聞きしたかったのですが、お店がかなり忙しく三連休初日の18:30頃ということもあり、かなりバタバタ。
今回は一人でお伺いしたのですが、忙しいこともあり相席でしたね。
また、家族連れの方が多く、子供からお年寄りの方まで老若男女問わず多くのお客様がいらっしゃいましたねー。
また、うな千は店舗が広く68席あるため混雑はしていましたが、予約帳に名前を記入して、10分もせずに席に通してもらえましたよ。
「予約いるかなぁー」と思いつつも結構自分は突入系で行ってしまうので、あまり気にせずに行っちゃいましたね。
そもそも、飲食店の予約って一人で行く時はあんまりしないですね。
誰か連れて行ったり、どうしても外したくないって時は予約しますが、なんか一人で伺うのに申し訳ないなぁと。
うな千はお席の予約をしてない店舗なので、まぁ結果オーライです(笑)。
この辺りに人気店なのかなぁーって予想ができますよね。
自分は飲食店調べる時に予約できるとか予約不可とか結構参考にしますね。
だって経営者目線でみたら、予約固まってる方が売上の目測立てやすいじゃないですか。
でも、予約できないってことはそれだけ安定して集客あるのかなぁ、と。
ただ、お店のコンセプトや扱う食材、集客したい客層でこの辺りは全然違うと思うので、あくまで参考にする程度です。
うな千の営業時間や住所
住所 〒507-0837 岐阜県多治見市青木町1
今回は車で行ったので、ナビの案内に任せましたが、うな千はJR中央本線の多治見駅から歩いて15分でいける距離です。
JR中央本線は名古屋から出てるので、割と行きやすいかなと。
岐阜ってねぇー車ないと不便な地域なんですよえ。
よく、名店とか、人気店とか見つけて、「うほっ!!ここ行きたいっ!!」とかなるんですけど、東京と違って車ないと行けないところ多いんですよ。
あとは岐阜はバスを乗り継がないといけなかったりとか。
「タクシー使えばいいじゃん!!」
と声が聞こえてきそうですが、都心部みたいにバンバンタクシー走ってません!
タクシー乗るためにタクシー会社に手配しないとムリです。
岐阜ならツバメタクシーかな??
なので、うな千に限らず地方に行く時は車か、もしくは駅でレンタカー借りるのが便利です。
今は、自分のプランに合わせてレンタカーの最安値の検索ができるサイトがあるので、便利ですね。
自分で調べて比較してたのはなんだったんだ・・・。
そういえばタクシーを手配するアプリ、多治見とかのローカルで使えるのかな・・・。
- 営業時間
- 昼の部11:00~13:45 / 夜の部 16:30~19:45
- 定休日
- 水曜日
- 駐車場
- 水曜日
水曜日が休みなので、週末や祝日に家族で楽しみたいって時は便利ですね。
ただ祝日は営業してるのか、どうなのかわからないので、確認してみるのがよろしいかと。
- うな千の電話番号
- 0572-22-3410
- 0572-24-0566
話が前後しますが駐車場は25台あるので、よっぽど混雑してなければ止められます。
近くにコインパーキング見なかったので、めっちゃくちゃこんだら多治見駅近辺まで行かないと厳しいかなと行った感じですね。
うな千のうな重をレポート!
いやー早速レポートしちゃいます。
駐車場や建物の感じでかなり広いところにあるのかなぁーって印象なのですが、地元の飲み屋街的雰囲気の場所にあります。
都内だと所沢とか吉祥寺っぽい感じですかねぇー。
うな千の入り口はこんな感じで水車がぐるぐる回っているので見つけやすいかと。
ただーただですね、場所がちょっと一本入った筋にあるというか、地元の人じゃないとわかりづらいところにあるんですよ。
なので、多治見駅方面から来られる方は橋を渡ってすぐに左に曲がって、さらにななめ左にグンと曲がる感じですね。
この入口の横に換気扇がついてるんですけど、もう、煙モクモクでうなぎの香ばしい臭いがプンプンするんですよ。
もうこれだけで飯食えるんじゃないかって。
こんなんもう、絶対つられますやん。
こんないい香りしてたら入る前からニヤニヤしちゃいますって。
とりあえず突入します。
のれんをくぐると、待合室みたいな座って待てる場所があります。
ここは、ただの待合室なので、さらに店内に入ってすぐ左手にある、会計場所にいきます。
会計のレジに帳簿があるので”名前と人数”を記載して、順番を待つわけです。
ちなみに、これ書かないと永遠席通しされません。
しかも、店内が忙しいと従業員の方、記載のご案内すらないので、注意してくださいね。
会計のカウンター前にも座れる場所があって、新聞とかマンガなどもあるので待機中は時間を潰せるかと。
クッキングパパが置いてあったのは、自分の中ではかなりポイント高め。
転校で餃子パーティーの話だったなぁ・・。
そんなクッキングパパを読んで10分もせずに、席を通してもらえることに。
ただ、かなり混雑していたので、スタッフさんから「相席になりますがよろしかったでしょうか?汗」とお願いが。
基本気にしません、相席。
むしろ相手の方に申し訳ないなぁと。
こんな溶けたロウソクみたいな顔した男が座るわけですからぁー
幸のうすそうな顔した男が相席になるわけですからぁー
むしろ相手に申し訳ない気持ちでいっぱいですが、とりあえず席に通してもらいました。
席に座るとすぐにおしぼりとお茶を持ってきてもらえます。
お茶がほうじちゃでしかもポットも一緒に持ってきてもらえるので、もう冬の寒さにはありがたいですね。
というわけで、あまり調査せずにうな千にいったので、お品書きをじっくりみます。
なんか2018年の3月から合計金額に10%加算されるとのこと。
今年は特にシラスうなぎが不漁とのことなので希少性がアップ。
これはうな千に限らず、全国的にそうなってるので仕方ないですよね。
10%アップしようが、食べたいものはお金出してでも食べたい(笑)。
そういうもんじゃないですかね!
なので、あまり気にせず次へ。
ひつまぶしとやうな重、白焼き定食のページなのですが、もうこの時点でウルトラ悩んだんですよね・・・。
そもそも、皆さんこういう時どうしてます??
スタンダードなものを頼むか?そのお店の人気メニューを頼むか?
これいっつも悩むんですよ。
うな重だったら、いろんなお店と比較できるじゃないですか。
今後の人生で、うなぎ絶対食べるし。
でも、うな千ってひつまぶしも有名なんですよ。
でもうなぎ屋でひつまぶしが絶対食べられるわけじゃないし、そもそも他店がひつまぶしに力入れてるとも限らないじゃないですか。
お店の人気メニューVS定番メニュー
一緒の時はすっごいスムーズに決まるんですけど、違う時ってすっごい悩むんですよねー。
で、悩んだ挙げ句、うな重に。
やっぱりいろいろなお店と比較してみたいなと。
他にも、うな千定食やまぶし丼などもあるみたいです。
で、これね、完全にミスというかリサーチ不足というか・・・。
”う巻”頼むの忘れてしまったんですよ・・・。
うな千の”う巻”。
だし巻きたまごの中にうなぎが入ってる一品なんですけど、これうな千でもめっちゃ有名で、これ食べたさにくるお客さんもいるぐらいなんですよ。
今こうやって書いてるわけですけど、ほんと後悔しかない。
うな千に無事に入店できた安堵と、うな重をチョイスした時のテンションで完全に抜け落ちてしまったという。
どうぞ笑ってやってください、「え?おまえ”う巻”食ってないの?!マジでっ(笑)」と。
多治見にまた行く機会なんてあるのかしら・・・。
さてそんな残念なお知らせは置いときまして、とりあえずうな重がくるまで待ちます。
うな千は注文が入ってから生のうなぎを焼き上げるとのこと。
うなぎは事前準備で白焼きをするのですが、うな千はしません。
そのため、注文してからかなり待ちます。
また、混雑もあるため、かなり待ちますね。
自分は20分以上は待ってました。
まぁ、普段ワチャワチャしてるので、こういう時間にうなぎやらお店やら思いをはせるのもいいかなと。
さて待つこと20分以上・・・。
無事にうな重が到着ですよ!
いやー来ましたよ、うな重がっ!!
鰻の肝の入りのお吸い物も一緒にきます。
伝わりますか?!このツヤとテカリ!
絶妙な焼き加減!
それと始めての経験だったんですけど、鰻が頭から尻尾までまるっと入ってるんですよ。
うな重って身の部分しか入ってないんですけど、うな千はまるっと一匹入ってます。
しかも頭はかなりこんがり焼いてあるので、見た目が気になる女性にもGOOD!
いやー久々に鰻の肝のお吸い物飲みます。
何年ぶりなんでしょ。
というわけでぺろりとそのまま食べちゃいます!!
「お好みでタレをかけてください」と従業員の方に言われたので、まずは一切れそのまま食べちゃいます。
うな重ってお店によっては初めからタレがたっぷりかかってるのですが、うな千はかかってないんですよ。
そのため、御飯がタレまみれにならず御飯の食感とうなぎの食感をそのまま楽しめますね。
うま・・・。
なにこれ・・・。
外パリパリだし、中ホックリだし。
いや、なんか口コミ読んでたんですよ、うな千の。
その口コミどおりの「外パリパリで中ホックリ」。
そのまま過ぎて言葉が思いつかない。
うなぎの素朴な味わいが楽しめてこれはこれで美味しい!
でも、やぱりうなぎ屋の醍醐味の一つでもあるタレを楽しみたいですよね。
というわけで、お次はタレをかけて、山椒をまぶしてセッティング。
タレなしでも充分美味しいですし楽しめるんですけど、やっぱりうなぎ屋はタレも楽しまないと。
御飯とうなぎの架け橋、秘伝のタレ。
このタレがくどすぎず、甘すぎずでかなり美味。
タレだけで御飯が食べられるやつあるじゃないですか。
あのタイプのタレではないです。
あくまで、御飯とうなぎの架け橋。
あくまで、引き立て役。
どんなにいい味だしてても、黒子であり助演最優秀賞。
いやーこのタイプのタレ、人生で初めてでした・・。
普通に感動ですね。
気づけば、10分もせずに完食。
無心で食べてましたね!
これまた、感動しすぎて完食の写真を取り忘れるという。
鰻の頭がかなりしっかり焼いてあったので食べられるのかなーと思ってかじりましたが、食べられませんでした。
でも、頬の部分って言うんですかね、首の部分っていうんですかね・・・そこは身がほぐれたので、ペロッと食べましたね。
”美味”だったなぁ~日本酒の熱燗をキュっと飲める味わいですよ。
自分の中で、うな重の新しい基準ができましたねーうな千で。
東京でも美味しいうなぎ屋ってあると思うんですけど、この値段でこのクオリティーを食えるところってあるのかなぁ・・・。
ぜひですね、岐阜だけでなくて、全国のうなぎ好きの方にも食べていただきたいなと思います!
うな千は「出川哲朗の充電させてもらえませんか?」で紹介されたお店
テレビ東京の旅番組、「出川哲朗の充電させてもらえませんか?」の中で多治見市を訪れた際に立ち寄ったのが、うな千。
2018年9月1日(土)の放送の中でうな千が登場してるんですよね。
この時は大変混雑して1時間待ちとのことで、近所を探索。
1時間後に無事にうな重を食すことができたといった内容でした。
1時間待ってでも食べたいのがうな千!
それだけの価値があると思いますよー!
うな千まとめ
いかがでしたか?
岐阜のうなぎといえば関市が有名ですが、多治見にも美味い”うなぎ屋”があるので、ぜひ”うな千”楽しんでみてくださいね!
鰻と御飯の食感を楽しむのもよし
タレをかけてハーモニーを楽しむのもよし
うな重だけでもじっくり向き合えるお店がうな千かなと。
それではまた!